はじめに:なぜDBセキュリティが重要か
WordPressは記事、ユーザー情報、設定データをすべてデータベースに保存しています。
つまり、データベースが突破されるとサイト全体が乗っ取られる危険があります。

基本のセキュリティ設定
- テーブルプレフィックスを変更
デフォルトのwp_は攻撃対象になりやすい →abc_など任意のものに変更。 - 強力なDBユーザーパスワードを設定
サーバー管理画面から長く複雑なパスワードを設定。 - DBユーザー権限を最小限に
→ SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE のみに限定。DROPやALTERは不要。 - wp-config.phpのDB情報を守る
ファイル権限を600に設定し、公開アクセスを防止。
SQLインジェクション防止
- プラグインやテーマが不正なクエリを許さないよう、常に最新に更新。
- Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を有効化。
- セキュリティプラグイン(Wordfence, iThemes Security)で監視。
SMB実例
- 小売業サイト:デフォルトプレフィックスのまま → SQLインジェクションで改ざん
- 士業サイト:DB権限を制限 → 攻撃を受けても被害ゼロ
- ECサイト:バックアップから即復旧 → 営業停止を回避
最低限のチェックリスト
- ✅ テーブルプレフィックスを変更しているか
- ✅ DBユーザー権限を最小化しているか
- ✅ wp-config.phpのパーミッションは600か
まとめ
WordPressのデータベースは“命の源”。
プレフィックス変更・権限制御・バックアップの3点セットで守れば、初心者でも大幅にリスクを減らせます。
FAQ
Q1. DBプレフィックス変更は途中からでも可能ですか?
はい。ただし既存テーブルのリネームが必要なので注意が必要です。
Q2. DB権限を制限しすぎると動かなくなりますか?
はい。最低限必要な権限を確認して設定してください。
Q3. SQLインジェクション対策に一番効果的なのは?
常に最新のWordPress+プラグイン更新、そしてWAF有効化です。
How-To:WordPress DBセキュリティ5ステップ
- テーブルプレフィックスを変更
- 強力なDBパスワードを設定
- DB権限を最小化
- wp-config.phpを600に設定
- 定期的にバックアップ
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