WordPressログインページを守るセキュリティ対策

WordPressログインページは攻撃者の最も狙いやすい入口です。本記事では、不正ログインを防ぐために導入すべき実践的なセキュリティ対策を解説します。

はじめに:ログインページは最前線

攻撃者の多くは ログインページ(/wp-login.php)を狙います。特に総当たり攻撃(ブルートフォース)は毎日のように発生しています。ここを固めることが、WordPress防御の第一歩です。

WordPressログイン画面を前に、盾を構えるスーパーヒーローが不正ログインを狙うハッカーの影を防いでいるイラスト。

ログインページを守る具体策

  1. ログイン試行回数の制限
    → プラグイン「Limit Login Attempts Reloaded」で設定可能。
  2. 多要素認証(MFA)の導入
    → パスワード+スマホ認証で不正ログインを防止。
  3. ログインURLの変更
    /wp-admin/wp-login.phpを隠すことで攻撃の入り口を減らす。
  4. reCAPTCHAの導入
    → ボットによる攻撃をブロック。
  5. IP制限や.htaccess制御
    → 社内からのみログイン可能に設定すればさらに強固。

SMBの実例

  • 飲食店サイト:試行制限なしでブルートフォース攻撃 → サイト改ざん
  • 士業サイト:MFA導入により不正アクセス試行がゼロに
  • ECサイト:ログインURL変更+reCAPTCHA導入で攻撃大幅減少

最低限のチェックリスト

  • ✅ MFAを有効化しているか
  • ✅ ログイン試行制限を設定しているか
  • ✅ 定期的にログイン履歴を確認しているか

まとめ

ログインページは「玄関口」。
ここを守るだけで、多くの攻撃を未然に防げます。MFA+試行制限+URL変更の3点セットは必ず実装しましょう。

FAQ

Q1. ログインURLを変更しても安全ですか?
はい。セキュリティ強度を高める“目くらまし”効果があります。

Q2. 試行制限をかけすぎると正規ユーザーも困る?
はい。適切な回数(例:5回まで)に設定しましょう。

Q3. reCAPTCHAは必須ですか?
必須ではありませんが、ボット攻撃が多い場合は導入推奨です。

How-To:ログインページ保護5ステップ

  1. プラグインで試行制限を設定
  2. MFAを導入
  3. ログインURLを変更
  4. reCAPTCHAを追加
  5. ログイン履歴を定期チェック
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