子どもネットいじめを防ぐ7つの方法

最近子どもの様子がいつもと違うなと感じたら、ネットいじめで被害に合っていないか、イライラ当たってきたり不安になっていたりしている時は何かの兆候かもしれません。

子どものネットいじめは両親・教師の大きな問題

子どもネットいじめを防ぐ7つの方法

子どものネットいじめは伝統的ないじめと同じようなものですが、スマホも携帯もなかった頃は夏休みや冬休みが始まって、また始業式で再会する頃には忘れていたり、仲直りしていたり、意外と傷がそこまで深くないこともありますが、今の時代のネットを活用したいじめはそう簡単には消えることがない。それは
  • ネット上に情報、画像が残ったままであること
  • SNS内のグループから外される(仲間はずれ)

ネットいじめや暴力の統計例

  • 45%のこどもがネット上でいじめを経験したことを認めている(1)
  • 40%以上はいじめの対象になったという
  • 70%がネットいじめを目撃したことを認めている
  • 子どもの50%がネットいじめを恐れているという
  • ネットいじめの92%はソーシャルメディア内のコメント、チャットなど
  • ネットいじめの被害者は自殺を考える可能性が3〜9倍高い
  • ネット被害を受けた子10人中2人だけが両親や先生にネット被害について知らせている

被害拡大防止は重要

子どもの10人中8人は何もできる不安を抱えたままでいる状況は防止しなければいけません。では早速今からできる7つの予防策、改善策を確認していきましょう。

1.話す

子どもを助ける一番大切なことは、会話をすることから伝える力を養います。忍耐強く、初めから強引に聞き出してはいけません。心を閉ざしてしまっては意味がありませんので、一般的な気軽な学校生活についての話から、ネットいじめとは何なのか、ネットいじめを受けている人を知っているのか、など少しずつ会話を増やしていくこと、子どもがどう考えているのかを知る手がかりになります。

2.有名人、芸能人で例える

有名人、芸能人というローモデルを使い、子どもに殻に閉じこもらないように教育していくことも、元気づけるきっかけにもなります。
例えば、ジャスティン・ビーバーやテイラー・スウィフトなどの有名人だって世界中からネットいじめや攻撃に遭っているけれど負けずに頑張っていること、そういった芸能人から勇気づけられることも子どもたちにとっても励みになるよう、こどもと同世代のスポーツ選手、女優、モデルなどで例題にして話をしてみることです。

3.ネット活動(使用)を監視

ネット被害、ネットいじめを受けた場合、大抵証拠を保存することができます。スマートフォンを取り上げることが選択肢ではない場合、iPhone監視アプリをインストールをすることができます。
ソーシャルメディアであるFacebookやInstagramなどの活用を監視、削除されたテキストを含む通話記録、一般的なネット行動を表示することができるものもあります。

4.親(保護者)と子どもと一緒に

親(保護者)と子どもと一緒に

ネットいじめは子ども同士だけの問題ではありません。大人と子どものためのネットいじめによる問題防止や拡大防止のために議論ができる学校内での委員会、コミュニティーを設置して直接話し合う機会を設けることです。
これらのコミュニティーをネット上で繰り広げるのではありません。直接大人も子どもも集まり話し合いをすることに意味があります。学校、大人、子どもにこの目的を知らせることは非常に大切なことなのです。

5.適切なことは何か議題構築

ネットいじめぼうじのために学校内のPTAや親で努力をすることです。
例えば学校内のホームページ内で掲示板を設け、いじめや被害を受けている子どもお互いについて意見を交換する場を作ることで、お互いが違う視点から見ることができます。

6.コミュニティをつくる

親ができることは何か。地域でいじめに遭っている子どものために悩む親たち、また専門家を招いていじめ防止のために親は何ができるのか、子どもを守り、そして精神力を強くするためにコミュニティの場に参加することで、今まで自分に足りなかったものがみえてくるきっかけにもなります。

7.自己尊重

大切なことは、いじめに遭っている子どもの自尊心を守ること、また精神力を鍛えることです。急いではいけません。また子ども1人1人理解力も考え方も違うために時間がかかります。ネット被害は子どもから始まっていることを親である大人から早期的に気づくこと、子どもの異変にいち早く気づく力があるか、そこからどう対処して子どもを守ってあげられるかもあなた次第なのです。