消費者庁は、Microsoft社と偽りセキュリティ対策サポート料等として金銭を要求する詐欺行為が発生していることを注意喚起している。
本物のMicrosoftなのか

具体的な方法として、PCがウイルス感染したかと思わせる偽警告画面を音声とともに表示がされる。
警告内の番号に電話するように流れを作る。
この警告画面内にMicrosoftのロゴを使用しているため、本物のMicrosoft社からの警告のように勘違いさせてしまうという手口。
表示されている番号に電話すると、遠隔操作により警告画面を消すなどするということで、PCユーザーを信用させ、警告解除をしたためサポート料が発生すると、金銭支払いを要求するというのです。
支払には前払式のギフトカードなどというのですが、実際日本マイクロソフト社では、エラーや警告メッセージにサポート用の電話番号は記載していません。
しかも暗号通貨やギフトカードといった方法でサポート料金を請求、ユーザーからの問い合わせなしにサポートから一方的に連絡することはないとのこと。また、遠隔操作を許可してしまうと、マルウェアやランサムウェアといった悪意あるプログラムが侵入できてしまう可能性もあることから、このような警告画面が表示された場合は、絶対に電話しないようご注意ください。
対処法:もしこの偽画面が出てきたら
表示された画面が消せない場合でどうにかして画面を消したい時は、
キーボードの「Crtl」+「Alt」+「Delete」キーでタスクマネージャから、対象のWebブラウザを選択し、タスクを終了すれば対応が可能ということです。
もしこういった不審な画面が表示されたら、冷静に対応しましょう。