急増中!佐川急便偽メール被害対策

今日12月3日の特ダネでも放送されましたが急増している佐川急便なりすまし偽メール被害対策について、万一自分がメール受信したらどうすればいいのか、今から出来る対処方法をご紹介していきます。

なりすましネット詐欺被害

郵便局もクロネコヤマトも多大な営業妨害被害に

数年前から徐々に増えてきているメール詐欺事件は世界中で問題であり、また日本でも他人事ではないネット被害に発展してきています。クレジットカードを勝手に使用されたり、見知らぬ人からの電話がきたり・・・。これは早期的に防ぐ必要があるのです。

なぜ佐川急便?

ネットショッピングなど通販事業が日本国内で拡大している中で、人々の生活の一部化してきている宅配業者の存在。

今でも存在するのは、郵便局もクロネコヤマトも多大な営業妨害被害に遭っていて、郵便局、クロネコヤマトからと偽って迷惑メールを送りつけるという方法もありました。

SMSで佐川急便荷物の不在情報メッセージ

SMSで佐川急便荷物の不在情報メッセージ

今回の手口の特徴として、SMS、ショートメッセージ機能を使って「偽荷物の不在情報」リンクをクリックさせていくというものです。

昼頃にショートメール受信

ショートメール受信する時間の傾向として、昼過ぎに集中しているというのも、ランチライムでホット一息。を狙ったターゲット力の高い犯行だとも言えるでしょう。

見た目も佐川急便と瓜二つの偽ホームページ

急増中!佐川急便偽メール被害対策

今回の犯行の特徴の2つ目として、SMSのメッセージをクリックすると公式サイトさながらの偽サイトページへ誘導をしているというところ。

本物の佐川急便公式サイト

ちなみに本物の佐川急便公式サイトはこちらhttp://www.sagawa-exp.co.jp/
URLも覚えておきましょう。佐川急便さんにとって、これから年末で書き入れ時だけに本当に酷い営業妨害です。

そこからアップルIDやパスワードを入力させて個人情報を取得していくというのです。

Apple IDや第三者にパスワードを知られるとどうなる?

Apple IDや第三者にパスワードを知られるとどうなる?

個人情報を抜き取られる
クレジットカードを勝手に使用される
見知らぬ複数人からの電話 など

もし被害にあったらどうする?

1.アップル社へ被害報告

アップル社へ被害報告

まずいつどんな方法でアップルIDを入力してしまったかを、公式のアップル社に問い合わせをしましょう。

見に覚えのない請求は、迅速に防ぐことが一番です。

2.クレジットカード会社に相談

今後も使用されないように、カードの変更依頼をするのも手でしょう。カード会社から最善の方法を案内されますので、冷静に確認することが必要です。

なぜアップル社のiPhoneを狙うのか?

なぜアップル社のiPhoneを狙うのか?

実はスマートフォン(スマホ)と呼ばれるandroid(アンドロイド)とiPhoneと呼ばれるiOSのシステムは異なるため、違いがあるのです。

  • android→ Google Play
  • iOS → アプリストア

android Google Playの場合

android Google Playの場合

もし知らないリンクをクリックしてアプリへ誘導させようものならば、デフォルトで「第三者によるサイトへ移動します」または「このアプリケーションをインストールしてもよろしいですか?」というメッセージが表示され、同意した後、次のページである「詐欺サイトへ移動」という流れになるのがアンドロイドの特徴。

一方のアップルのiOSはというと

直接アプリへインストールされないのですが、自分で第三者のサイトへ移動することはできるため、そこでIDなどを入力してしまうと情報を抜き取られてしまうというものなのです。

ではどうすればいいのか。

公式の佐川急便でショートメールは送らない

そうなのです。公式の佐川急便でSMS(ショートメール)をお客さんへ送ったりはしません。

本当に自分で商品を受け取る予定があるのか

実際に佐川急便を使って荷物が来る予定があるのか、そこも冷静に考えることです。

本物には追跡番号がある

郵便局もクロネコヤマトも西濃運輸でも、佐川急便でも依頼している荷物には、追跡番号があるのでそれ以外の情報を聞くことは基本的にありえません。

リンク先のURLは公式サイトのものか

うっかり見落としがちなのは、リンク先のURLの確認を怠ることです。
かつて私もうっかり気づかなかったことがありましたが、こういうネット詐欺グループは巧妙な手口を使っていますが、よく見るとURLが違うことを見抜く必要があるのです。

教訓

スマホやiPhoneで手軽になった分、安易に何でもクリックしてはいけないこと、本当にこの情報は記入する必要があるのか、本当に注文したものはあるのかなど、事前確認をしておくとこういったメールネット被害に遭わずにすみます。