はじめに:なぜプラグインがリスクになるのか
WordPressは自由度が高く、プラグインで簡単に機能を追加できます。
しかし、脆弱なプラグインは攻撃者にとって「玄関の鍵が壊れた家」と同じ。攻撃の80%以上がプラグイン経由とも言われています。
だからこそ「入れる前に見極める」「入れた後も監視する」習慣が必須です。

安全なプラグイン選びの基準
- 公式ディレクトリに掲載されているか
非公式配布はマルウェア混入のリスク大。 - 最終更新日が直近か
半年以上更新されていないプラグインは要注意。 - 有効インストール数が多いか
数万以上なら信頼度が高い。 - レビュー評価が安定して高いか
★4以上が目安。低評価内容も必ず確認。 - 開発者が信頼できるか
複数の実績ある開発者かどうかを調べる。
導入後のセキュリティチェックリスト
- ✅ 不要になったプラグインは即削除
- ✅ アップデートを欠かさず適用
- ✅ 変更履歴(changelog)を確認
- ✅ 改ざん検知プラグインで監視
- ✅ セキュリティプラグイン(Wordfence等)と組み合わせ
SMBケーススタディ
- 美容院サイト:古いギャラリープラグインから侵入されスパム拡散 → Google検索から除外
- 小売業ECサイト:公式でないプラグインを使った結果、決済情報が漏洩
- 士業事務所サイト:不要プラグインを残したまま放置 → 脆弱性を突かれ改ざん
プラグイン管理のゴールデンルール
- 「使わないものは置かない」
- 「残すなら常に更新する」
- 「安全性を優先して機能を選ぶ」
まとめ
プラグインは便利ですが、同時に最大のセキュリティリスクです。
選び方の基準+導入後のチェックリストを守ることで、初心者や中小企業でも安全にWordPressを運用できます。
FAQ
Q1. 有料プラグインは安全ですか?
公式の有料プラグインは信頼性が高いですが、海賊版は危険です。
Q2. プラグインの数はどのくらいが理想?
最低限の機能に絞り、できれば20個以内。
Q3. 更新が遅いプラグインは使わない方が良い?
はい。更新が滞るプラグインは脆弱性リスクが高まります。
How-To:安全なプラグイン運用5ステップ
- 導入前に公式サイトでチェック
- インストール数・レビュー・更新日を確認
- 必要最小限の数に絞る
- 定期的にアップデート
- 不要なものは削除
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